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中国語の資格は就職や転職に本当に有利なの?
履歴書に中国語の資格を書くには、何級でもいいの?
キャリアアップのためにも、中国語の資格が本当に役立つのか、知りたくないですか?
大家好!タズです。
実際に、転職や就職で有利になる中国語の資格は存在します。
この記事ではどうやってその資格を取得し、なぜその資格が転職や就職に有利なのかを書きたいと思います。
是非中国語の資格を取得し、履歴書に書いて転職や就職を勝ち抜きましょう!
なぜ就職や転職で中国語が重宝されるの?
中国のGDPが世界トップクラスに急成長して久しいですが、中国語の需要はますます高まるばかりです。
では、なぜ企業は中国語が話せる人、それも日本人の採用に力を入れるのでしょうか。
単純に中国語を話せる人を求めているのなら、中国人の留学生を採用すれば良いのです。
確かに、業界によっては中国人の留学生を大量に採用して、中国進出を進めるところもあるでしょう。
しかし、多くの日本の企業は中国人の留学生を大量採用するよりも、日本人で中国語が堪能な人材を探し求めているのが現状です。
あるいは採用後、自社員を会社で教育し、中国語を身につけさせるところもあります。
そこには企業の色々な考えや戦略がありますが、ここでは深掘りしないことにします。
何はともあれ、現状の就職、転職市場では中国語を話せて、コミュニケーションを取れる人材は大変貴重です。
しっかりと中国語を勉強し資格を取ることで、履歴書に自己アピールすることができ、就職や転職でかなり有利になるでしょう。
どんな資格でも、基本的にはリスニング試験があります。
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就職や転職で有利な中国語の資格とは?
それではまず中国語の資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
他の記事でも詳しく紹介していますが、日本人がキャリアアップに使える中国語の資格は、以下大きく分けて3つあります。
(クリック!すると、それぞれ詳細ページにリンクします)
この中で転職や就職に有利なものは、中検(中国語検定)とHSK(漢語水平考試)です。
これまでは日本での認知度が高く、就職や転職の履歴書によく書かれていたのは、中検(中国語検定)でした。
しかし、近年はHSKの資格の認知度が高まっており、世界規模かつ中国政府公認資格であることから、履歴書の資格において、HSKを重要視する企業が急増しています。
まだまだ認知度としては、中検(中国語検定)の方が資格としての認知度が高いので、興味がある方は中検とHSKの両方を取得してみてはいかがでしょうか。
TECCに関しては、個人的には中国語レベルの確認のための資格だと思います。
なぜなら、TECCはマークシート形式の資格で、幅広い場面の中国語を網羅しており、また合否ではなく1000点満点中〇〇点というようにスコアが表示され、自分の中国語レベルが把握しやすいからです。
一言でいうと、TECCは中国語学習を始めるきっかけになるような資格だと思います。
もちろん、TECCも高スコアを履歴書に書けば、人事の目にも留まりますし、就職や転職の際には役立つと思います。
中検 | HSK | TECC | |
正式名称 | 中国語検定 | 漢語水平考試 | 中国語コミュニケーション能力検定 |
資格形式 | 準4級~1級(1級が最上級) | 1級~6級(6級が最上級) | 1000点満点スコア制 |
世間認知度 | ◎ | ○ | △ |
就職転職に有利か | ◎ | ◎ | △ |
履歴書に中国語の資格は何級から書けるの?
個人的な意見としては、せっかく取得した資格なんだから、1番やさしい級でも履歴書に書いてアピールしたらいいと思います。
意識して中国語を勉強しているんだな、という意識は相手に伝わりますから。
ただ、中国語学習および資格保持者の人口が増えてきたので、やさしい級ではライバルとは差がつかないかもしれません。
就職や転職の履歴書で差がつくのは、HSKに関しては少なくとも3級以上、中検(中国語検定)も3級以上の資格があることが望ましいと考えます。
繰り返しますが、今多くの日本人が中国語学習に熱心に取り組んでいて、資格をどんどん取得しています。
ライバルと差をつけ、就職や転職を有利なものにするには、やはりある程度のレベルの資格が必要です。
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中国語の勉強を続け、資格をたくさん取って中国語を極めれば、就職や転職市場でもかなり希少な存在になり、引く手あまたになると思います。
また、現在すでに中国語の資格をお持ちで、就職または転職を控えている方は、是非履歴書に堂々と資格を書き、登録をしておくことをおすすめします。
履歴書を登録しておけば、場合によってはヘッドハンティングされるかも知れません。
それくらい中国語ができる人材を就職や転職市場では欲しているのです。
もしヘッドハンティングされた場合は、高報酬で待遇の良いポジションが用意される可能性が高く、その分期待値や求められる成果や責任も大きいです。
そこまでのポジションを狙わなくても、中国語ができれば、待遇のいい仕事に就く可能性はぐんと高くなります。
もちろん中国語の資格だけあっても、仕事では評価されません。
中国語でコミュニケーションを取り、仕事で成果を出すことが一番大切なので、最低限でも中国語を話せるようになる必要があります。
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ただ就職や転職の段階で、いきなり中国語を話せなくても、履歴書に中国語の資格があることで人事の目には留まるはずです。
したがって第一歩としては、就職や転職で有利になるように、中国語の資格を持っておくことが大切なのです。
最後に
転職や就職に役立つ中国の資格について説明してきました。
中国語が話せる人材を求めている企業は年々多くなっています。
中国人の留学生よりも、中国語はまだ流暢ではないが日本文化を深く知り、協調性の強い日本人の採用がまだまだ好まれる傾向にあります。
個人的には、HSKの筆記試験を3級以上、国内で認知度の高い中検(中国語検定)も3級以上を取得することをおすすめします。
周りと差がつくし、自信持って履歴書に中国語の資格を書けると思います。
是非頑張って中国語の資格を取得しましょう!
効率的に中国語を取得する方法として、中国への語学留学をおすすめしています。
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