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大家好!タズです。
中国語検定4級を受験された方は、お疲れ様でした。そして、合格おめでとうございます!この調子で3級も一気に合格しちゃいましょう。
中国語検定を初めて受験される方、計画的に学習すれば、初級者でも中国語検定 3級は問題なく合格できます。「計画的に」がポイントですよ。一緒に頑張りましょう!
この記事では、中国語検定 3級がどのような級かをご紹介します。
中国語検定 3級の難易度
中国語検定 3級は、日本人がゼロから中国語の勉強を始め、一定の基礎が身についた段階で挑戦できるレベルだと思います。
その難易度から、最も受験生が多い級でもあります。また中国語検定 3級の合格証明は就職や留学に有利であることが知られています。
中国語検定 3級は以下のような能力が求められます。
自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)
基本的な文章を読み,書くことができること。簡単な日常会話ができること。
(学習時間200~300時間。一般大学の第二外国語における第二年度履修程度。) 発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語1,000~2,000による複文の日本語訳・中国語訳。
第97回検定試験においては、受験者数が2405人と総受験者数が最も多かったです。またこの年の合格者数は1234人なので、合格率は51.3%でした。年によって異なりますが、中国語検定3級はおおよそ半数の受験者が合格しています。
関連記事:『中国語検定の日程や結果発表、申し込み方法のまとめ』
中国語検定 3級の費用や学習時間
中国語検定 3級の受験料に関しては、インターネット申し込みで5000円、郵送であれば5200円です。通常、試験時間は午前中になりますので、頭が働くように準備をしておくことが大切です。
合格点については、リスニングと筆記ともに100点満点中65点以上を取らないと合格できません。人にもよりますが、1000~2000の語彙力が求められて、合計で約300時間程度の学習時間を継続することができれば、1年以内に合格することができるでしょう。
個人的な意見ですが、中国語検定 3級は週2回2時間程度の学習あるいは継続的に月曜日から金曜日まで30分程度の学習をおすすめします。
挑戦するのは言語の試験であり、なるべく毎日中国語に触れることで効率よく定着し、上達すると思います。一夜漬けで、仮に点数が取れて合格てきたとしても、本当の意味で中国語が上達したことにはなりません。
短い時間でもいいので、毎日継続して学習することが中国語習得の近道だと信じています。
中国語検定 3級の出題傾向とおすすめの教材
個人的には、初級者の方には中国語検定4級をおすすめしています。しかし、準4級と4級は中国語の入門レベルになりますので、ある程度中国語を学習してきた方は中国語検定 3級から受験するのも良いと思います。
中国語検定 3級に求められているのは、読み書きの基本の習得と日常会話ができるということです。リスニング問題や正しい発音を選択する問題もあるので、ピンインや声調についての知識を深めていくことがポイントです。そして、しっかりと口に出して発音することを習慣にしましょう。
また筆記試験では、穴埋め問題やよく使われる言い回しについて理解を深めましょう。日本語から中国語に訳す問題や並べ替え問題、長文読解そして中国語翻訳と続いていきます。形式こそ中国語検定4級とあまり違いはないですが、問題の難易度は確実に上がっています。
リスニング試験も筆記試験も市販の教材で十分だと思います。僕もいくつかおすすめの教材をご紹介します。
僕がおすすめする教材以外でももちろん大丈夫です。肝要なのは、継続して学習することです。
最後に
中国語検定 3級の合格は、中国語学習において1つの節目になると思います。この級を乗り越えると中国語の能力が大きく飛躍すると考えています。
中国語検定 3級は初級の集大成ともいえる級になりますので、勢いをそのままに2級、準1級と更なる飛躍を目指しましょう。
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