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5月16日(土)に予定しておりましたHSKは中止となります。(4月27日発表)
※なお、中止になった試験の返金対応や今後試験日程変更等は以下公式HPをご確認ください。
この記事では、2020年のHSKの日程、申込方法、受験料さらには学習方法について書きたいと思います。
最後にはHSKを受験する方に、役立つ情報を載せたいと思いますので、どうぞお付き合いください。
大家好!タズです。
「中国語の資格を取りたいんだけど、何がいい?」
中国語の勉強を始めたばかりの友人たちによく聞かれます。
本人の資格を取る目的によって、
一概にこの資格がいいよ、とは言えないのが正直なところです。
ただ、様々な中国語の資格が存在しますが、間違いなく一番人気なのが、HSKだと思います。
中国政府認定の中国語試験なので、資格にハクがつきますよね。
また、日本国内におけるHSKの知名度も高まってきており、
近い将来には就職や転職で大きな武器になる資格だと思います。
僕もYouTubeやTwitter、ブログなどほとんど毎日中国語に触れています。
それでも常に新しい発見があるので、中国語は奥深くて面白いですよね。
2020年のHSKの日程
いきなりですが、2020年のHSKの日程は以下の通りです。
| 一次試験 | 申込受付期間 | インターネット 成績照会 |
---|---|---|---|
第06回 | 2020/6/14 | 2020 5/7~5/14 | 2020/7/14 |
第07回 | 2020/7/12 | 2020 5/12~6/12 | 2020/8/12 |
第08回 | 2020/8/23 | 2020 6/23~7/23 | 2020/9/23 |
第09回 | 2020/9/19 | 2020 7/19~8/19 | 2020/10/19 |
第10回①※ | 2020/10/17 | 2020 8/17~9/18 | 2020/11/17 |
第10回②※ | 2020/10/18 | 2020 8/17~9/18 | 2020/11/18 |
※第10回は日程①は愛知/大阪会場、日程②は東京会場で開催予定。
同じ中国語の試験である、中国語検定試験(中検)は年に3回の実施に対し、
HSKはほぼ毎月試験が実施されます。
受験者がいかに多いのかが分かりますよね。
申込受付期間は、基本的には開催日の2ヵ月前から1ヵ月前までとなりますが、
イレギュラーがありますので、ご注意ください。
例えば、6月14日(日)の公開試験は、緊急事態宣言などを受けて、
受付開始時期が伸びています。
受付期間に余裕があるからといって、
締め切り間際になってしまうと
バタバタするので、余裕をもって行動しましょう。
試験の1ヵ月後にはインターネットで成績照会でき、いち早く結果を知ることができますよ。
HSKの申込方法
個人受験の申し込み方法は郵送とインターネットの2通りがあります。
決済方法が異なりますので、ご注意ください。
〇郵送で申し込む
・銀行振り込み
〇インターネットで申し込む
・クレジットカード
・コンビニ支払い
・楽天ペイ
具体的な申し込み方法は以下をクリックして、チェックしてみてください。
HSKの受験料の比較
結論からいうと、受験する級のレベルが高ければ高いほど、受験料が高くなります。
〇筆記試験
級 | 受験料(円) |
---|---|
1級 | 3,740 |
2級 | 4,950 |
3級 | 6,160 |
4級 | 7,370 |
5級 | 8,580 |
6級 | 9,790 |
〇口頭試験
級 | 受験料(円) |
---|---|
初級 | 5,610 |
中級 | 6,710 |
高級 | 7,810 |
HSKには、筆記試験と口頭試験の2つがあります。
筆記試験では、1級が一番易しく、6級が一番難しいです。
日本だと、なんとなく1級が一番レベルが高いイメージなので、逆ですね。
口頭試験では、初級が一番易しく、高級が一番難しいですね。
なお、受験料は2019年10月試験分より変更した税込みの金額です。
HSKをとりあえず受験してみよう!
しっかり準備してから受験したいという方が本当に多いですが、
準備に時間をかけすぎても問題です。
中だるみになったり、熱が冷めてしまっては、すごくもったいないです。
特にまだ一度もHSKを受けたことがなくて、いつか受けてみたいという方は、今すぐに申し込みましょう。
申し込むことでより中国語を本気で勉強する気になれますし、
実際に受けてみて、問題や会場の雰囲気など、肌でわかることもあるからです。
僕自身、身近な友人にとりあえずHSKを受験するように、勧めたところ、
頑張りもあって見事合格し、「思ったよりイケた」と言っていました。
つまり、そんなものなのです。
受験する前からそこまで恐れなくても大丈夫ですよ。
いきなり飛び込んでみるのも大アリです。
HSKを受験する方へ
個人的には、中国語初級者であれば、
HSK4級から受けたらいいと思います。
なぜなら、HSK4級の難易度は平均的ですし、範囲も網羅的なので学習する過程で得るものも割と大きいです。
全ての級で言えるのですが、
HSK合格へのコツは、毎日少しずつでもいいので、中国語に触れて、自分に合う参考書を解き続けることです。
(中国語検定でも同じことを言っていますが…!)
毎日はしんどいっていう方もいると思いますが、
中国語に限らず語学はどれだけ触れたかが、上達のカギです。
毎日10分、20分でもいいので、中国語学習を習慣化させましょう。
地道ですが、それが近道です。
あとは参考書ですね。
相性があるので、すごく大切です。
自分に合う参考書が分からない方は、
僕が優良だと思う参考書をいくつか比較したので、是非チェックしてみてください。
まとめ
ずっと言っていることですが、
HSKを受験することを強くおすすめします。
今後ますます役に立つ資格だからです。
情勢は変化しますが、多くの業界で、
中国語圏が特大マーケットであることは、今後も変わらないでしょう。
HSKをもっていれば、活躍の幅が広がります。
留学するのもいいでしょう。
僕の周りでは、HSKや中国語検定の資格を取得して、
人生が変わった人はたくさんいます。
個人的には、受験するHSKの試験日をあらかじめ決めてしまって
そこに向かって計画的に学習するといいと思います。