中国語検定とHSKはどんな資格か。中国語を独学で習得する方法

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中国語検定 HSK 試験 中国語資格

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中国語検定 HSK 試験 

「中国語は勉強しているけど、資格検定はめんどうくさい…!」

…そう思ったあなたに是非読んでほしい記事です。

 

大家好!タズです。

何かと話題の中国ですが、年々中国語へと関心は高まり、資格の勉強をしたいという方が増えてきました。
 
例えば、中国政府公認の資格であるHSK(漢語水平考試)の受験者数はここ10年で6倍以上に増加しています。
 

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中国語検定とHSKは試験の性格が異なる

僕が中検(中国語検定)とHSKの資格勉強をして感じたことは、それぞれの試験には特徴があり、高得点を取るための効率的な学習方法が異なるという点です。
 
受験する資格の級にもよりますが、特にHSKはしっかり準備をすれば高得点を取ることが可能な資格だと思います。

中国語検定とはどのような資格か

中国語検定は中検とも呼ばれ、日本では知名度の高い中国語の資格になります。
 
中検(中国語検定)では、実用性というよりは中国語の知識がどの程度あるか、日本語と中国語の相互翻訳能力がどの程度あるかを問われるような問題が多いです。
 
「中検」は,中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問うものです。
 

例えば、中検(中国語検定)では中国語の発音問題、穴埋め問題、正誤問題、長文読解、中国語翻訳などが出題されています。

出題形式としては、マークシートと筆記問題になるので、しっかり中国語を手で書く練習が必要になる資格です。

また中検のどの級でもリスニング試験はあるので、しっかり準備をしておくといいでしょう。
 
中国語検定は、日本での知名度の高い資格なので、自分の中国語レベルを証明するにはとても効果的です。
 
入学試験や就職、転職の履歴書に書いても十分通用する資格だと思います。
 
個人的には、初めて資格検定試験を受ける方は、中国語検定4級をおすすめしています。
 
はじめて中検(中国語検定)4級を受ける方は関連記事をクリック!
 
 
中国語検定1級と準1級は比較的難易度が高く、資格合格に必要な語彙力も多いです。
 
中華圏での日常生活および中国語検定3級合格には単語約2000語が必要と言われているので、2級以上はそれ以上の語彙力が求められるでしょう。
 
そのため中国語検定1級と準1級は日本国内にいる華僑や華人でも取得が困難な資格です。
 
逆に言えば、中国語検定1級あるいは準1級を取得できれば、周囲との実力差を証明することができます。
 
中検(中国語検定)についてもっと知りたい方は、関連記事をクリック!

HSKとはどのような資格なのか

HSKは、正式には漢語水平考試と呼ばれる資格で、中国語検定と比べると実用性を問われるという点が特徴的です。

HSKの試験では、日本語は一切使用されないので、普段から中国語に慣れておく必要があります。

またHSKは中国政府公認の資格なので、世界共通基準であることも注目される理由です。

日本国内だけでなく、世界中で公的証明として資格を利用することも大きなメリットと言えるでしょう。

世界で行われている中国語の検定試験で最も受験者が多い。

全世界で875か所以上、118の国と地域で実施され、広く認知されている中国語検定はHSKだけです。

ゆえに、グローバル企業を中心にHSKの導入を検討するケースが増えてきています。

HSK公式HP

HSKは、世界で最も受験者が多い中国語の検定試験であり、2018年のHSKの受験者は約34000人に上ります。

HSKには、筆記試験(1級〜6級)と口頭試験(初級~高級)があり、上級の資格で高いスコアを取ると中国語でコミニケーションがとれる人だと周りが判断してくれます。

中国語検定1級の資格を持つ人でも、実際に中国語が話せずコミュニケーションに苦労する人はたくさんいます。

しかし、HSKの筆記試験と口頭試験で、一定レベルのスコアを習得できれば、中国語によるコミュニケーションはまず問題ないでしょう。

つまり、HSKは中国語の実用性をはかるための優れたバロメーターなのです。

 

HSKについてもっと知りたい方は、関連記事をクリック!

関連記事:HSKの日程や結果発表、申し込み方法のまとめ

中国語検定とHSKのどちらを受験するべきか

それでは中検(中国語検定)とHSKのどちらの資格を受験すればいいのでしょうか。

中国語検定とHSKは異なる特徴を持っています。

これから中国語を独学で始める方は中国語検定とHSKの両方を試しに受験するのもいいでしょう。

どちらか一方の資格のみ受験するのであれば、HSKをおすすめします。

理由は、中国語の実用性レベルをはかることができるからです。

中国語を第二外国語で履修したことがある方は、HSKの筆記試験3級から受けてみるのがいいと思います。

余裕があれば、HSKの口頭試験の初級も受験することをおすすめします。

中国語の資格に限らず、コミュニケーションにはアウトプットも必ず必要なので、自分が中国語をどの程度表現できるのか知ることができます。

これから勉強を始める中国語初心者の方はHSKの筆記試験1級から受験してみるのがいいでしょう。

 

中国語の勉強方法について、もっと知りたい方は関連記事をクリック!

関連記事:中国語を独学で習得するべきか。それとも中国語教室に通うべきか。

最後に

中国語検定とHSKのどちらの資格を受験すべきか迷う方は多いと思います。

日本国内での就職や転職の履歴書に残したい方や会社の自己啓発取り組みとして報告したい方は、認知度の高い中検(中国語検定)をおすすめします。

一方、中国への語学留学や海外就職を考えている方は、実用的な中国語を習得できているかを問われるので、HSKの筆記試験および口頭試験の上位級を目指すことをおすすめします。

 

難易度はそこそこ高いですが、中国語の実力を知るために、中検(中国語検定)3級に挑戦してみませんか?

中国語を勉強していけば、いつかはぶつかる壁だと思います。

中検3級について、もっと知りたい方は関連記事をクリック!

関連記事:中国語検定3級の出題傾向や学習方法をご紹介。おすすめの教材は?

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