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「中国に語学留学したい!でも、どの都市に留学したらいいんだろう…?」
そんな経験はありませんか?
大家好!タズです。
中国語の習得の選択肢として、中国への留学も昔に比べて身近になってきました。留学をすれば、帰国後に就職に有利だったり、費用が安かったりとメリットはたくさんあります。
近年の中国の大都市は発展著しく、巨大な国際都市になっています。日本からだけでなく、世界中の留学生が中国を訪れています。
この記事では、ついに留学を決心したけど、どこの都市に行くべきか迷っている人の参考になれば嬉しいです。
「北京」は中国語や文化を学ぶのに最適
留学先の都市を選ぶのであれば、北京がやはりおすすめです。北京であれば、標準語に近い中国語いわゆる北京語を学ぶことができますし、元の時代から続く首都であり、中国の歴史を体感できるとともに、北京では古き良き中国文化に触れることができる都市です。
北京大学は、言わずと知れた超名門大学で、積極的な国際交流と国際協力を展開し、多くの外国人専門家を招いた講義を受けることができます。留学先としては毎年大人気の大学となっています。
僕も、北京大学のキャンパス内を散策したことがありますが、湖やシンボル塔があったり、大学というよりは広大な公園のようでした。北京大学と北京という都市のスケールの大きさに驚いたのを覚えています。
北京は紫禁城や頤和園、北海公園などがある都市で、散策には最適ですし、昔ながらの胡同では古き良き中国を感じることができます。
僕は、幼少期に北京言語大学のある五道口に住んでいて、多少の変化はあるものの街の雰囲気は昔のまま今でも変わっていません。いい意味でも悪い意味でも、北京には遊ぶところが少ない都市なので、語学留学や中国文化の勉強には最適だと思います。
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「上海」は華やかな留学生活を送りたい方におすすめ
基本的に上海の留学を検討される場合は、日本と変わらない環境や遊ぶところの多さで選ぶ人が多いようです。日本で売っているものがすぐに手に入ったり、日本食の店が約1500店舗ほど展開していたり、日本語が通じる大きな病院やクリニックもたくさんあるので、留学中に病気になった時に心強いです。
また、上海には中国語学校が100個以上あるので、良質な中国語学習を受けることができます。中国語の語学留学を通して、かけがえのない仲間を手に入れることもできるのも魅力です。
上海は地下鉄が便利であることも利点の1つで、暮らしやすさ真新しさに関しては北京とはまた違うものがあるようです。上海は、長期留学はもちろん短期留学でも十分に刺激を受けることができる都市です。
「台湾」は留学するメリットがたくさんある
台湾の中国語にも訛りがあるので、標準語を正しく学ぶには確かに北京には及ばないでしょう。しかし、台湾は留学するのにメリットがたくさんある都市です。
台湾に留学するメリットとして、まず非常に治安が良いことが挙げられます。また、台湾の中国語は、大陸に比べて巻き舌音が少なく、とても聞き取りやすいです。
さらに台湾は親日の都市であり、非常にフレンドリーです。ビザなし滞在が90日まで可能なので、3ヶ月以内の短期留学も手続きが簡単です。
基本的には台湾では繁体字を使うので、日本語の漢字に近く日本人には馴染みやすいという特徴があります。また日本とほとんど変わらない環境や文化も留学先の都市として理想でしょう。
台湾は英語教育にも力を入れているため、英語のカリキュラムを用意することも多く、留学中には中国語と英語の授業を同時に組むことができるのです。留学費用が安いことも、台湾留学の魅力でしょう。1ヵ月に月平均20万円あれば、不自由なく過ごせることができます。
最後に
語学を短期間で習得するには、留学はとてもいい手段と思います。中国語においても、基礎を短期間で作るのに、留学は最適な方法だと思います。お金も手間もかかりますが、得るものも大きいので、是非前向きに検討してみてください。
留学先の都市選びをザックリまとめると、しっかりした標準語を学ぶには北京、華やかさを求めるなら上海、費用と心地よさを重要視する方は台湾をおすすめします。
もちろんこのほかにも留学に適した都市はたくさんあるので、是非調べてみてください。